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2013年08月09日

乳がんに対するAHCCの探索的研究について論文化(東大)

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東京大学で行われた乳がん補助化学療法の有害事象に対する AHCC の影響に関する探索研究について、論文化されましたので、お知らせいたします。

“Effect of Active Hexose-Correlated Compound in Women Receiving Adjuvant Chemotherapy for Breast Cancer: A Retrospective Study”
半谷匠(東京大学医学部付属病院)山口拓洋(東北大学大学院医学系研究科)ら
The Journal of Alternative and Complementary Medicine doi:10.1089/acm.2012.0914. (2013)

<要 約>
2004年10月から2011年3月までの期間に、抗がん剤による治療を受けた乳がん患者を対象として、治療中にAHCCを服用した患者18名と服用しなかった患者23名の抗がん剤副作用の種類や重症度を比較した。
その結果、AHCC を服用した患者群では、細菌やウイルスの感染から防御する働きをもつ白血球の一種である好中球の減少を抑制する可能性が、G-CSF の使用頻度から示唆された。
これより、AHCC が患者の QOL 維持に貢献する可能性が示された。また、AHCC は化学療法中の乳癌患者の肝機能および脂質代謝に悪影響をおよぼさないことが判った。今後の検証試験の実施が待たれる。

http://www.aminoup.co.jp/products/AHCC/list.php