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2012年07月22日

「第20回 統合医療機能性食品国際会議(ICNIM)」

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日時/ 2012年7月21日(土)~22日(日)
場所/ 札幌市(ロイトン札幌)
主催/ AHCC研究会
後援/ 経済産業省 北海道経済産業局、株式会社アミノアップ化学

平成24年7月21(土)~22(日)、AHCC研究会主催による研究報告会が開催されました。AHCC研究会(AHCC Research Association)は、AHCCの機能性を基礎および臨床による検討を通して明らかにすることを目的として発足された学術団体です。

 

今年で第20回目の節目を迎える本研究報告会は、機能性食品を通じた代替医療におけるエビデンスの集積と活用に関する継続的な国際活動が認められ、経済産業省北海道経済産業局の後援のもとに実施されました。
基調講演には免疫学の世界的権威である大阪大学教授の審良静男先生をお招きし、このほかに21題の一般講演と、31題のポスター発表が行われました。本年度の総合討論はパネルディスカッション形式で実施し、健康食品素材を研究するうえでの科学的エビデンスの構築、品質保証、認可制度のグローバルハーモナイゼーションなどについて意見交換が行われました。

最終的にアメリカ、ブラジル、スペイン、ポーランド、ベルギー、フランス、タイ、インドなど世界20の国と地域から延べ370名のご参加をいただき、より高度なレベルの研究成果が発表されました。

また、本会議では優秀な研究成果を発表された研究者への受賞制度を設けており、懇親会の場で表彰が行われました。

【優秀研究報告賞】
「AHCCは高濃度グルコースによって誘導される内皮細胞接着結合の崩壊を阻害する」
Mehran Haidari (The University of Texas Medical School)

【若手研究者奨励賞】
「乳癌補助化学療法に対するAHCCの有害事象軽減効果に関する探索研究」
宮路 天平 (東京大学大学院情報学環)

【優秀ポスター報告賞】
「熱ストレス後の白血球、T細胞、B細胞、NK細胞、PGE2、COX-2、オレキシン、HSP70および体温に対するオリゴノール摂取の効果」
Jeong-Beom Lee (College of Medicine, Soonchunhyang University)

基調講演/
審良 静男先生 (教授/大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長)
「自然免疫の最近の進歩(Recent Progress in Innate Immunity)」

座長/
細川真澄男 先生 (北海道大学名誉教授)
山崎正利 先生(帝京大学名誉教授)
上山泰男 先生(関西医科大学名誉教授)
水島豊 先生(社会福祉法人 函館共愛会 共愛会病院)

詳細は下記ホームページをご参照ください。
AHCC研究会ホームページ
https://icnim.jpn.org/