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2010年07月26日

「第18回 統合医療機能性食品国際会議」

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日時/ 2010年7月24日(土)~25日(日)
場所/ 札幌市(ロイトン札幌)
主催/ AHCC研究会
後援/ 経済産業省 北海道経済産業局、株式会社アミノアップ化学

平成22年7月24(土)~25(日)にAHCC研究会による報告会が開催されました。AHCC研究会(AHCC Research Association)は、AHCCの機能性を基礎および臨床による検討を通して明らかにすることを目的として発足された学術団体です。

今年より報告会の名称を改め、「第18回 統合医療機能性食品国際会議」となっております。

第18回目を数える本研究報告会は、機能性食品を通じた代替医療におけるエビデンスの集積と活用に関する継続的な国際活動が認められ、経済産業省北海道経済産業局の後援のもとに実施されました。

基調講演に米国国立がんセンターのJohn A. Milner 先生をお招きし、このほかに22題の一般講演と、21題のポスター発表が行われました。総合討論では、機能性食品の素材の食薬区分や、臨床試験の症例集めにおける国の助成の必要性など、機能性食品に密着した意見交換がなされました。

最終的にアメリカ、カナダ、スペイン、中国、韓国、台湾、タイ、インド、シンガポール、ブラジル、ポーランドなど世界14の国と地域から延べ365名のご参加をいただき、より高度なレベルの研究成果が発表されました。

また、本会議では優秀な研究成果を発表された研究者への受賞制度を設けており、懇親会の場で表彰が行われました。経済産業省北海道経済産業局より「優秀研究報告賞」が、AHCC研究会より「若手研究者奨励賞」、「優秀ポスター報告賞」が授与されました。

【優秀研究報告賞】
(経済産業省北海道経済産業局局長賞)
「タイ Phramongkutklao 病院で行われた慢性C型肝炎患者におけるAHCC有効性試験」
Anuchit Chutaputthi (Phramongkutklao Hospital)

【若手研究者奨励賞】
「老化促進モデルマウスの認知機能障害に対してOligonol(オリゴノール)は運動と同様に予防効果をもつ」
櫻井 拓也 (杏林大学医学部衛生学公衆衛生学教室)

【優秀ポスター報告賞】
「2型糖尿病マウスの腎におけるライチOligonol(オリゴノール)の脂質異常及び酸化ストレスの改善作用」
朴 鑽欽 (富山大学和漢医薬学総合研究所)

本会入会ご希望の方(医師、歯科医師、獣医師もしくは研究者に限らせていただきます)は、AHCC研究会事務局までご連絡をお願いいたします。
TEL 011-889-2233

また、研究会について詳しい情報をお求めの方は下記ホームページもご参照ください。
AHCC研究会ホームページ
https://icnim.jpn.org/

■第18回 統合医療機能性食品国際会議
基調講演/
John Milner Ph.D. (アメリカ国立癌研究所)
「ニュートリゲノミクスと癌予防」
座長/
細川真澄男 先生 (北海道大学名誉教授)
山崎 正利 先生(帝京大学薬学部教授)
上山 泰男 先生(関西医科大学名誉教授)
水島 豊 先生(社会福祉法人 函館共愛会 共愛会病院)