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2008年07月28日

「機能性ポリフェノール研究会」、「第16回 AHCC研究会国際研究報告会」

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日時/2008年7月25日(金)~27日(日)
場所/ホテルロイトン札幌 2F(25日)、3F ロイトンホール(26~27日)
札幌市中央区北1条西11丁目
主催/AHCC研究会
後援/経済産業省 北海道経済産業局、株式会社アミノアップ化学

平成20年7月25(金)に機能性ポリフェノール研究会による報告会が、
26(土)~27(日)にAHCC研究会による報告会が開催されました。

AHCC研究会(AHCC Research Association)は、AHCCの機能性を基礎および臨床による検討を通して明らかにすることを目的として発足された学術団体です。現在は参加者数の増加や研究領域の拡大を受けて、研究会の運営を円滑にする目的で会員登録制となっており、定期的な研究討論が積み重ねられています。

第16回目を数える本研究報告会は、機能性食品を通じた代替医療におけるエビデンスの集積と活用に関する継続的な国際活動が認められ、経済産業省北海道経済産業局の後援のもとに実施されました。

基調講演に北海道大学名誉教授の細川眞澄男先生、関西医科大学名誉教授の上山泰男先生をお招きし、このほかに17題の一般講演と、7題のポスター発表が行われました。総合討論では、機能性食品についての教育の必要性、国際的な市場の動向、医療制度に望まれる姿勢や方向性に関する話題など、各国の将来を見据えた幅広い意見交換がなされました。

また、近年の低分子化ポリフェノール素材Oligonol(オリゴノール)についての発表演題の増加を受けて、今年はOligonol(オリゴノール)に関する独立した研究報告会である、機能性ポリフェノール研究会(Functional Polyphenol Symposium)が初めて開催されました。座長にカリフォルニア大学デービス校教授のCarl L. Keen先生、ソウル国立大学教授のYoung-Joon Surh先生をお招きし、低分子化ポリフェノールの抗酸化作用などに焦点を当てた計12題の一般講演が行われ、新素材Oligonol(オリゴノール)についてのエビデンスの集積がより積極的に進められる方向性になりました。

最終的に、アメリカ、スペイン、中国、韓国、台湾、タイ、シンガポールなど世界各国から延べ300名近い研究者が集まって、より高度なレベルの研究成果が発表されました。

本会入会ご希望の方(医師、歯科医師、獣医師もしくは研究者に限らせていただきます)は、AHCC研究会事務局までご連絡をお願いいたします。
TEL 011-889-2233

■機能性ポリフェノール研究会
座長/
Prof. Carl Keen (University of California, Davis, USA)
Prof. Young- Joon Surh (Seoul National University, Korea)

■第16回 AHCC研究会国際研究報告会
基調講演/
細川真澄男 先生(北海道大学名誉教授)
「がんと生体の関係に揺さぶりをかける」
上山 泰男 先生(関西医科大学名誉教授)
「AHCCと癌患者さん」
座長/
細川真澄男 先生(北海道大学名誉教授)
山崎 正利 先生(帝京大学薬学部教授)
上山 泰男 先生(関西医科大学名誉教授)
水島 豊 先生(社会福祉法人 函館共愛会 共愛会病院)